ホーム > SNIA日本支部について > SNIA日本支部設立趣旨
本格的なIT社会の到来により、これまでの予想を超えて、爆発的に情報量が増大しております。このような環境下での大量の情報を効率的に管理、運営することが、既存のストレージ手法では限界があるのは既知の事実であります。これらの問題を解決する有力な手段として、標準化されたストレージネットワーキング技術が必要不可欠であると考えます。
すでにSNIAが米国を中心に、ストレージネットワーキング技術の普及促進に向けた情報交換、討論を行う活動をしております。そこで、日本国内においても、ストレージネットワーキングに関する各種の普及促進活動、情報収集、ならびに調査研究を行い、ストレージネットワーキングの発展に寄与することを目的とした非営利団体「ストレージネットワーキング・インダストリ・アソシエーション日本支部」(英語名:Storage Networking Industry Association Japan Forum、略称:SNIA-J)を発足しました。
そして、2014年4月1日より、一般社団法人ストレージネットワーキング・インダストリ・アソシエーション日本支部(略称:SNIA-J)として生まれ変わりました。
SAN/NAS関連では世界最大の業界団体です。1997年に非営利団体として米国にて発足し、ストレージネットワーキング技術、教育、啓発、標準化を中心に活動しており、主要ベンダ(ストレージ、サーバ、ネットワーク、ソフトウェア)、システムインテグレータ、サービスプロバイダに加え、多くのユーザ企業が参加しております。
特に標準化に関しては、ファイバチャネル、運用、バックアップ、ファイルのネットワークアクセスなどに加え、SAN関連製品の相互接続性を検証する目的で、米国に大規模なInteroperability Laboratory を開設し、その成果のデモンストレーション活動も行っております。